“British India Line S.S.Kampala Class, Kenya Class” ポストカード5種セット(送料無料)
上のサムネイル画像のポストカードセットです。サムネイルにポインタを乗せて表示、「拡大表示」クリックで拡大表示されます
- p2935・・・1947年、カンパラを描いたポスター。当時のBIライン名義(親会社たるP&Oとの共同運航名義もあると考えます。航路権維持の必要はあったものと想像されます)の寄港地が書かれています
- p2932b・・・1952年のポスター。ケニヤとウガンダの就役に合わせて制作されたものと思われます(Kay Stewart, ?-? )
- p2933・・・同上
- p2934・・・同じく1952年のポスター(John S. Smith, ?-? )
- p2936・・・年代不詳、BIラインの船首バッジを描いたポスター
世界的に資料が少なく、往年の繁栄ぶりは今日に伝わることがありませんが、ブリティッシュインディアラインは最盛期(1920年頃)には単独で500隻以上の船主として、英国の最重要植民地であったインドへの航路を維持しました。1914年には、P&Oの傘下に入っており、1960年にはオリエントラインとともにP&Oと経営統合しました。航路の重複(特にスエズ・インド間)があり、英国政府の仲介もあってP&Oへと集約していったと推測されますが(英商社、インチケープの資本力によるともいわれる)、第二次大戦後は需要の漸減が予想される中、大型客船の運航は東アフリカ航路に専念しました。客船カンパラ(1947)、カランジャ(1948)の10000トン級姉妹、ケニヤ(1951)、ウガンダ(1952)の15000トン級姉妹船が主戦力となりました
○ オーシャンノートオリジナルポストカードについて
当ポストカードは、ヴィンテージポスターの画像データをポストカード用にレイアウトした精密レプリカです。元となるヴィンテージポスターには破れや傷み、退色やヤケがあるものが多く、折れや破れなどの傷み部分は画像修正し、質感を損なわない程度に色相・彩度、明度等を調整し発表当時のポスターの再現につとめています。プリントはオンデマンドアートプリント、通常のデジタルプリントとは違って水ににじまず、実際のポストカードとしても使用できます。
通常の屋内環境で30年から40年以上は鑑賞に堪え得る保存が可能なので、資料収集向けにも適しています
○ ベースペーパーとプリント
紙:0.27mm厚、特注カットアート紙(参考:官製はがき t=0.22mm)
寸法:148mmx100mm(裏面に淡グレー色で“POSTCARD”表記、郵便番号枠無し。郵便ハガキとして使用できます)
印刷:オンデマンド、ピグメント(顔料)インク、屋内30年以上保存鑑賞可
ベースペーパーは官製インクジェットはがきより、やや白色度高めです
○ 商品のお届けとお支払いについて
- ポストカードシリーズは、普通郵便もしくは日本郵便クリックポスト(原則ポストカードセットで複数ご注文)にて御宅郵便受け投函でのお届けとなります
- 他の商品も合わせ、合計5000円未満のご購入では、お支払いは銀行振込、ゆうちょ銀振替、クレジットカード決済の3通り、ヤマト運輸代金引換はご利用できません。(システム上、ご購入画面に銀行振込、ゆうちょ銀振替、クレジットカード決済しか表示されません)
- 合計5000円以上のご注文では、お支払いは銀行振込、ゆうちょ銀振替、クレジットカード決済に加え、ヤマト運輸代金引換もご利用できます。324円の代引き手数料が代金に加算されますが、ヤマト運輸宅急便扱いとなります
- 額装アート商品と併せてご購入の場合は、ヤマト運輸宅急便でのお届けとなります
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● ブリティッシュインディアライン・客船カンパラ級・客船ケニヤ級のポスター、雑感
これは推測ですが・・・大英帝国にとって、過去の植民地支配(またそれを失った)は、決して大手を振って誇れる史実ではないのかもしれません。BIラインの資料は残念がら驚くほど少ない印象を持ちます。仮説が正しいとすれば、もう少し社会史的観点での資料集と研究が進めば、それもまたひとつの価値になると考えます (T.O.)
● P&O客船ポストカード INDEX
※ポスター画像をクリックしていただくと詳細ページへ移動します
納入事例
客船ポスター四方海話
船と港のエッセイ 1
船と港のエッセイ 2
【Maritime Gallery Ocean-Note】