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The America's Cup Races 1970 1970 America's Cup ¥1100（送料無料）  ご購入前に「About DVD」をご確認ください |
Stock Number: DVD Title : Language : Sub Title : Number of Disk : Runtime : Region Codes : Year : Video Quality : |
D9010 アメリカズカップ 1970 英語 なし 1 枚 43 分 リージョンフリー（リージョン0） 1970年 C（画質について） |
米国のケーブルテレビESPNで放映された1970年アメリカズカップのダイジエストプログラム。製作編集はミスティックシーポートミュージアム。 今日のアメリカスカップのタイトさから見れば、まだ牧歌的なのんびりしたムードさえ感じさせる映像です。ビデオカメラはまだ一般的ではなくフィルムで撮影された映像で、言わば40分のニュース映画（ナレーションがまさにニュース映画）といっても良いでしょう。この年の防衛艇は67年に続きイントレピッドで、ウィングキール以前の12Mクラスレース艇のお手本となった艇と言われますが、やはりボートスピード、タック・ジャイブのスピード、防衛側ビル・フィッカー、挑戦側ジム・ハーディー、両スキッパーのジェントルな人柄も手伝った上品なムード、すべて見るからに時代を感じさせるものです。後年のテッド・ターナー、デニス・コナーの強いキャラクターとむき出しの敢闘精神は感じさせません。しかしながら、長い歴史の中では挑戦艇シリーズが初めて複数国参加となって国際色が豊かになったこともあり、かつてのヨットクラブ間の私闘といったイメージはありません。（付け加えれば、このレースは米豪間でかなりの悶着があり駐豪米大使が遺憾の意を示さねばならないほどでしたが、そのあたりの遺恨は本映像では触れられていません） 映像序盤では防衛艇シリーズ参加艇のプロフィール紹介よろしく建造中や進水のシーンが多数紹介（この時代の12Mクラスレース艇は木造です。アルミは74年、ファイバーグラスは87年まで待つことになります）されますが、防衛艇決定シリーズ4艇のうち3艇と、挑戦艇決定シリーズを勝ち上がったグレーテルII、合わせて4艇のポテンシャルは接近しており、これも冒頭で紹介されるオーリン・スティーブンズと水槽実験のシーンにあるように流体力学の進歩と科学的な設計アプローチ、装備の近代化により、一定のパフォーマンスはそれほど難しくない時代になってきたことが映像からもわかります。 この映画フィルム時代の貴重な記録映像のオリジナルは、戦前にアメリカズカップに莫大な私財をつぎ込んだトーマス・リプトンの意志を継いだリプトンカンパニーによって制作されました。後にミスティックシーポートミュージアムがビデオ化、一時はビデオが販売されたこともあったようでしたがDVD化はされておらず、その後は米国のケーブルテレビで放映されたのみでした。再放映されたケーブルテレビ放映プログラムをホームビデオで録画したものです。 |
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